| トップページ>>エリカの備忘録#01-無かった事に、したくない。- |
| Erika
これは、今から一ヶ月ほど前、『まちしゅみ!』サークルの打ち合わせで、臨海副都心にあるSCのフードコートに集まった時のお話です。・・・もっとも、まちしゅみサークル自体が小規模ですので、打ち合わせと言うよりも、放課後の寄り道的なものに近いです。 |
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| Ikumi
いや〜、エリカちゃんと二人っきりでごはんとか・・・幸せ!(じろじろ)はい、あ〜んして! |
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| Erika
え・・・あの・・・ふつうに食べましょうよ・・・・。 |
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| Erika
本来ならば、そこにりんか先生も同席しているはずでしたが、りんか先生のバイト先で欠員が発生し、急遽1時間ほど残業する事になり・・・。私と育海さんは、しばしの間、そのフードコートで時間を潰していたのです。 |
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| Ikumi
あれ?誰かこっちのテーブルに来るよ?・・・エリカちゃんの知り合い? |
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| Erika
うーん、知りませんね・・・。 |
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Erika 私達のテーブルに近付いて来たのは、中防学園高校のカバンを持った女子でした。中防学園高校とは、育海さんの兄で、りんか先生の弟にあたるユキヤ君が在籍している高校です。 |
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Mako あの、新木場りんか先輩ですか? |
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| Erika
えっ・・・違いますよ?りんか先生の事なら知っていますが・・・。 |
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| Ikumi いいよいいよ!そのうち来るから!まざっちゃいなよ! | |
| Erika
育海さんはそのように言うと、すかさず隣の開いたテーブルをくっつけて、4人が座れるように作り替えました。・・・そして、着席する間も無く、ドリンクのおかわりを注ぎに行ったのです。 |
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| Erika
私は、新板橋エリカと申します。新木場りんかさんがキャプテンをつとめるサークル『まちしゅみ!』のメンバーです。よろしくお願いします。 |
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Mako あ、どうもどうも。あたしは八郎マコ、中防学園高の1年で、ユキヤ君と同じクラスの女子です。今日は、ユキヤ君のお姉さん達に、ちょっと聞きたい事があって来ました! |
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| Erika
あ、なるほど・・・ユキヤ君のお友達なんですね。でも、私達のサークルに、ユキヤ君は在籍していませんよ? |
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Mako はい。構いません!ちょっと、本人(ユキヤ君)には聞き辛い事なもので。 |
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| Ikumi
うっわーw 戻って来たら、まさかユキ兄ぃの話題とかw いいよいいよ〜!何でも答えてあげるよ! |
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Mako な・・・何でも?・・・あんた誰? |
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| Ikumi
あ、ごめん。自己紹介してないや。あたしはユキ兄ぃの妹の育海! |
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| Erika
育海さんが発した『何でも答えてあげるよ』で、マコさんはその場に凍り付きました。 |
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Mako 妹・・・育海・・・。そこまでは、あたし達SNOW-VALLEYSのデータにある名前と一致するかな・・・。 |
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| Erika
すのうばれいす?相撲バレー部? |
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| Erika
『SNOW-VALLEYS』とは、そのまんま直訳で雪谷=ユキヤとなります。『ユキヤ君を慕う女子数名による同盟組織』との事です。 |
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Mako もう、今のうちに早く聞いといた方がいいかな。・・・実は、ユキヤ君が最近よく、女の子とアキバ辺りでデートしてるという噂があって・・・。それについて知りませんかね? |
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| Erika
うーん、ユキヤ君が誰かと付き合っているという話は聞いた事が無いですね。 |
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| Ikumi
それ、あたしじゃない?こないだも一緒にアキバ行ったよ?デートじゃなくてふつうに買い物だけど。 |
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Mako 目撃情報によると、そのユキヤ君と一緒に居た女子の特徴はツインテールで、黒い三角のヘアアクセを付けているとか。・・・あなた、似ているわね。 |
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| Ikumi
はい確定。それ、あたしです。 |
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| Erika
良かったですね。ユキヤ君は確かシングルだった筈ですよ。 |
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Mako 違う!・・・あたしが言いたいのはそこじゃないっ! |
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| Erika
? |
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Mako 我々のデータによると、ユキヤ君の妹さんの育海と言う子は、中学校では学年トップの成績を誇る優等生!・・・そんなプル〜ンプルンの女子とは違うんです。 |
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| Erika
まぁ、何と言いましょうか。そこに居た育海さんが『妹ではなく、彼女じゃないか』という嫌疑を掛けられてしまったと。・・・ちなみに、あの育海さんが、学年トップクラスの成績をおさめているのは本当です。いつ勉強しているのかは謎ですが・・・。 |
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| Ikumi
ちょっと・・・意味分かんないよ?あたしがユキ兄ぃのカノジョとか絶対ないしw ふつうに妹だから・・・。 |
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Mako 何ですと?「まるで妹みたいだ」と絶望的なセリフを言われてもまだ破局せずにいられるカップルですと?・・・つか、若干シスコンのユキヤ君から見れば『妹みたいな』は最高の褒め言葉! |
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| Erika
マコさん、とんだ誤解ですよ。ここにいる育海さんは、ユキヤ君の実の妹です。男女の関係ではなく、血の繋がった兄妹ですよ。 |
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Mako つ・・・繋がったああぁぁ?ですってぇ?男女が、繋がったですってぇぇぇええ! |
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| Erika
そこだけ強調しないで下さい! |
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| Erika
確かに、昔から面識がある相手ならまだしも、『信頼/信用』が築かれていない、初対面かつ疑り深い相手を説き伏せるのは難しいと思いました。話は平行線を辿り、こじれて行くばかり。早めに折れてしまうという方策もあるのですが・・・この時の育海さんからは『事実を目前にしたら、一歩も退かない』という姿勢が感じられました。目を瞑って聞けば、その声音と語調は、まるでりんか先生がそこに居るかのようで、やはり姉妹だけに似ているのだな・・・と、変な所で感心してしまったのですが。 |
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| Ikumi
最初からそんな風に決め付けてかかるなら、何でわざわざここまで来たの?意味ないよね? |
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Mako なにこの口が減らない女!・・・だってほら、証拠も無いのに、いきなり『兄妹です』と言われても・・・ねぇ?無理でしょ。小さい頃のアルバムとか無いの? |
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| Ikumi
小さい頃のアルバム?・・・・え・・・・それは・・・・・・。 |
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| Erika
これは後で育海さんから聞いた話なのですが、育海さんのご両親は、育海さんが生まれて間もなく離婚し、りんか先生とユキヤ君はお父様に、赤ん坊だった育海さんはお母様に預けられたそうです。ところが、お母様はすぐに再婚し、継父に夢中になるあまり、次第に育海さんが邪魔になって・・・。育海さんは中学に上がる頃に追い出され、お父様側の家族(りんか先生とユキヤ君)を頼り、一人で東京にやって来たのです。 |
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| Ikumi
あたしが小さい頃の写真は・・・無いよ。お母さんが、全部燃やしちゃった・・・・・・・。 |
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| Erika
育海さんは、不意に甦ったトラウマの重圧で・・・泣き出してしまいました。私もこの時は、育海さんの内情(生い立ち)を知らなかった為、ただ狼狽えるばかりだったのです。マコさんも別に、育海さんの存在を全否定するつもりは無かったのだと思いますが、運悪く、その『全否定』へと繋がるキーワードを発してしまったと。 |
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| Ikumi
もう、『無かった事』にされるのは、嫌・・・・・。 |
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| Erika
嗚咽は止まりません。しばし沈黙の時が流れる間、私は育海さんの頭を撫で、肩に手を添える事しか出来なかった・・・。いつも陽気な育海さんを象徴する髪飾りとワンピースが、こんなに寂しく見えた事は・・・いまだかつて有りません。 |
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Mako フン。最初から認めていれば、あなたは泣かず済んだ! |
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| Erika
この言葉には、流石の私でもイラっと来ました。育海さんには何一つ非がありませんから。私はおもむろに立ち上がり、全身の力をこめてマコさんをひっぱたこうとした、その時・・・ |
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| Satomi
あれ?なんでマコちんがここにいるの? |
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Mako おや、会長じゃないですか!・・・ついに捕らえましたよ!ユキヤ君を独占している、噂のツインテ女を! |
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| Erika
私達が座っていた席に現れたのは『新百合が丘 さとみ』さん。ユキヤ君をお慕いする同盟『SNOW-VALLEYS』会長・・・らしいです。 |
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| Satomi
まあ!マコちん、ちょっと話を聞かせてくれない? |
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| Erika
あの・・・あなた方のお話なら、席を外してくれませんか? |
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| Satomi
あ・・・そうですね。ではちょっと失礼しますね。 |
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| Erika
後から来た者に対しては、双方の言い分を聞かせるのが筋だとは思います。・・・しかし、先程までの諍いを、再び育海さんの耳には入れたく無かったのです。ここまで話して分からないような人及びその仲間とは、もう二度と同席したくないというのが本音でした。 |
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| Satomi
話は聞きましたわ。 |
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| Erika
別に戻って来なくて良かったんですよ。その偏向からは何も生まれせんから。 |
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| Satomi
・・・・・ごめんなさいね、育海さん。マコちんがひどい事を言ったみたいで。 |
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Mako は? |
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| Erika
・・・? |
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| Satomi
あなたは新木場育海さん、ユキヤ君の妹さん・・・ですよね。 |
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| Ikumi
え・・・どうして・・・?あたしの事を知ってるの? |
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Erika さとみさんの言葉に、全員が驚きました。マコさんとさとみさんは、言わば『身内』。私はそこに、絶望的な見解を予測していたのですが・・・。 |
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Satomi マコちんに聞いた話と、育海さんの涙を天秤に掛けてみると・・・もう、全然『重み』が違うのよ。疑われた事とか、口論が通らない悔しさ『だけ』の涙は、噴火すれば終わりですからね。・・・でも、今の、育海さんの涙は・・・その先にある、やりきれない悲しみから溢れているとしか思えないんです。 |
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| Erika
(成程、魂に直接語り掛けて来る涙、その違いが、この人には分かるんだ・・・。) |
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| Ikumi
あたし・・・ごめんなさい。もう、この事では泣かないって決めてたのに・・・。泣いたりすると、みんなが困っちゃうから、あたし一人の都合だけで泣くのは、もう止めようって・・・。 |
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| Satomi
そんな事、言わないで・・・。育海さんだけの都合じゃないですよ。みんながそれぞれ支え合って生きているから、育海さんにとって悲しい事は、周りの誰かにとっても悲しいんですよ。『困っている』んじゃなくて、育海さんの存在が大切だと言う証でもあるのです。 |
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Ikumi それ、ほんと・・・? ほんとなら凄くうれしいよ・・・。 |
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| Erika
自分が思っている以上に、他の誰かが、損得勘定なしに心配してくれている・・・という場面は、やはり有るんですよね。しかし、トラウマがある場合、どうしても疑心暗鬼が働いてしまい、実際に『言葉』や『行動』で示してもらえないと不安に苛まれてしまう・・・と。 |
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| Erika
あ。あの・・・。上手く言えないんですが、例えばですね。りんか先生とユキヤ君のお弁当だって、育海さんが作ってるじゃないですか。あれ食べてる時のりんか先生、凄く幸せそうなんですよ。・・・っていうか、例えがちょっと弱かったですかね・・・?ごめんなさい! |
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Mako 何ですと?激旨と噂の、ユキヤ君のお弁当・・・。てっきり、ユキヤ君のお母さんが作っているのかと・・・。 |
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| Satomi
ちっちっ、まだ浅いねマコちんは。あれは妹さんの手作りだって、ユキヤ君がいつも自慢してるじゃない。・・・ほら、育海さんの指を見てごらんよ。料理人の指だよ? |
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Ikumi うち、お母さんいないから・・・。 |
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| Satomi
ちなみに、きょうのおかずは何でした? |
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Ikumi ポークハムで作った海苔巻き、つくね団子、チンゲン菜の炒め、甘い玉子焼、チーちく・・・と、こっそりおやつに、きなこチ○ル・・・。 |
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| Satomi
はい、完全に一致。 |
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Mako あっ! す・・・すみませんでした! |
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Erika マコさんは深々と頭を下げ、これにて一件落着となった訳です。その後、4人でお弁当のレシピについて語らい、ほどなくマコさんは塾があるとの事で離脱、入れ替わるようにりんか先生が到着しました。 |
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Rinca おぅおぅ育海、私とユキヤの弁当で随分差があるんじゃねえか?私の弁当のおかずは明太子・梅干・高菜・煮玉子だったぞ? |
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| Ikumi
だって、お姉ちゃんに『何食べたい?』って聞いても、 |
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Rinca 『しょっぱいのあればいーや!』 |
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| Ikumi
で終わるじゃない?だから、ごはんが進むように、あえてシンプルなレシピにしてるんだよ! |
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| Erika
(ふふ、いかにも、りんか先生らしいですね) |
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| Erika
りんか先生は、誰にも気を使わせず、気を使っていないフリをしながら、最小限の言葉で『救い』を入れて来る人なのです。・・・私が、たかだか一つ年上の人を『先生』と呼んでいる理由は、『まち』の知識という部分だけではなく、総括的『インテリジェンス』に於いて、叶わないと思っているからなのです。 |
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| Satomi
りんかさんですね?私は、ユキヤ君のクライメイトの『新百合が丘 さとみ』と申します。よろしければ、私も『まちしゅみ!サークル』に入会したいのですが・・・・。 |
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Rinca おおっ!これはこれは。ふつつかな弟(笑)がお世話になっております。こちらこそよろしく! |
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| Erika
あらためてよろしくお願いします・・・えーっと、本厚木さん。 |
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| Satomi
もうっ!本厚木じゃなくて新百合が丘ですからっ!どうして乗り越しちゃうんですかっ! |
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Rinca はは、エリカの得意技が出たか(笑) |
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Erika まちしゅみメンバーズは、これで計4名となりました。楽しさを拡散する目的もあるサークルなのですから、仲間は多い方が良いですよね。 |
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| Ikumi
一人増えた事だし、さっそく今から歩いて夜景でも見に行かない?自由の女神もライトアップされてて綺麗だよ? |
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Rinca おっ それいいな。唐木田くんの都合は平気かい? |
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| Satomi
あのぅ・・・。唐木田じゃなくて、新百合が丘ですからっ!もちろん行きますけど!(ここのサークルは乗り越しが流行ってるのかしら・・・) |
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| Erika
では、私は『なびこさん』を呼んで来ます。 |
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| Ikumi
え〜っ?・・・エリカちゃんのままでいいよぉ。なんか性格まで変わっちゃうんだもん、あれ。 |
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Erika 私にとっては、大勢で散策する時は『エリカ』よりも、『なびこ』の方がやりやすいのです。その理由は・・・私が『なびこ』を辞める時が来たら、お話させて下さい。 |
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| Erika
なびこさんは、そこの柱の影でスタンバイしてる模様です。(ササッ) |
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| Navico
(ササッ)はい、来ました。エリカは帰りましたよ。東京テレポート駅からテレポートで帰りました! |
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Rinca そのネタ、何回目だよ・・・ |
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| Ikumi
ユキ兄ぃも誘おうか?・・・どうせウチ近いし、ついでに。 |
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| Satomi
えっ?ユキヤ君も?・・・まじですかっ///。あたし、学校でもそんなにユキヤ君と話した事ないのに・・・/// |
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Rinca ん?心配いらねーよ。ユキヤは虹・・・ |
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| Navico
あーっと!・・・虹・・・虹01系統(都営バス)が大好き!我ながらナイスフォロー! |
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| Satomi
? |
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Rinca じゃあ、連絡入れとくぞ。スマートフォンをスッとな。 |
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| Ikumi
・・・あっ、そうだ。お姉ちゃん!そこでさとみちゃんに携帯をキラーパス! |
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Rinca ん?コレ(携帯)を渡せばいいのか?・・・おぉなるほど、育海のやつ、なかなか粋な事を。じゃ、発信しといたからな。あとは頑張れよ新横浜くん! |
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| Satomi
えっ、ええーっ!・・・そんな、いきなり携帯渡されてもっ!どうするのっ!ユキヤ君が出ちゃったらどうするのっ! |
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| Navico
大丈夫です、落ち着いて下さい!誘うだけでいいんですよ。 |
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Satomi 大丈夫じゃないから慌ててるんですっ!///あと、新横浜じゃなくて新ゆり・・・あーっ!やばいよ育海ちゃん! |
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Yukiya 【電話】もしもし?・・・あれ?アネキじゃないのか?育海もいるのか?後ろが騒がしくて良く聞こえないし。おーい、聞こえてるかぁ? |
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| Ikumi
これは、さとみちゃんへのプレゼント!・・・さとみちゃんには、いっぱい幸せになってもらいたいからね! |
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| Satomi
あ、ありがとうーっ!・・・でも、助けてーっ!><。。。/// |
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Erika 今回の回想はここまでです。終わってみれば、結果オーライの一日・・・でしたかね。 |
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